スーパーマーケットなどで手軽に手に入るなめこ。一般的には小ぶりでつるっとした食感を楽しむ食材というイメージですが、秋田ヘルシー食産の特製なめこはひと味もふた味も違うんです。秋田県内での『なめこシェア率No.1』を誇る品質と美味しさの秘密は、徹底された栽培管理と職人たちのひと手間。おが屑の製造からなめこの栽培、そして出荷までをワンストップで製造管理することで、天然なめこに近いプリプリ食感のなめこが生まれるのです。
平成6年から徹底した湿度・温度管理が可能な生産ラインを整備。約3か月をかけて低温長期栽培することで、市販されている一般的ななめこよりも歯応えのある食感と凝縮した旨味を実現。普段は見学することができない、秋田ヘルシー食産独自のなめこ栽培工程をご紹介します。
秋田県内の落葉広葉樹を使用して、菌床の材料になるおか屑を自社工場で精製。数種類のおが屑をブレンドした培地づくりにこだわり、もちろん化学肥料や農薬などは一切使いません。微力ながら地域のカーボンニュートラルに貢献しています。
ミネラル成分が豊かな横手盆地の伏流水で、適正な水分調整をして培地づくり。培地用のビンはプラスチック製だが、使い捨てではなく収穫後に洗浄して再利用。培地をビンへ均等につめたら、高圧殺菌する機械の中へ。鳥海山麓の伏流水を使って蒸しあげて高温殺菌します。
普段は担当スタッフしか立ち入りができない無菌室。徹底管理された室内で行われるのが、職人の手による菌床づくり。菌床は温度と湿度が異なる培養室を移動しながら、ゆっくり成熟していく。繊細な環境変化でもうまく培養できないので、細心の環境コントロールが必要となります。
まるで山奥にひっそり流れる渓流沿いのような湿度と温度。天然なめこが育ちやすい自然環境に近い条件にコントロールされた栽培室へ。同じ室内でも定期的に菌床の場所を移動させることで、発育の優劣がつかないように均等な栽培環境を保ちます。制御された工場内でも、職人の手間を惜しまずかけることが、県内シェアNo.1の高品質なめこをつくり出す秘訣なのです。
菌床づくりから約3か月。徹底した管理と、自然環境に近い低温多湿の暗所で育ったなめこ。収穫を迎えたなめこは品質のばらつきを防ぐためにも、スタッフたちの手作業で行われます。人間には決して快適とは言えない栽培室のなかで行われる、丁寧な仕事のひとつひとつが、秋田ヘルシー食産のなめこづくりを支えています。
収穫したなめこをステンレス製の回転選別機にかけて、付着しているおが屑などを落とすために天然水で洗浄しつつ、粒のサイズごとに選別。その後は収穫したての鮮度を保ったまま、自動で次々にパッキングしていきます。最後はスタッフの手と目視によって、重さ・不純物の有無・パック不良の有無を1つずつ検品チェック。合格品のみ箱詰めされて、県内の取引スーパーなどに出荷されます。
大人の女性をヘルシーに美しく。
秋田の郷土の味を食卓に。
秋田県内なめこシェア率1位。