ホップのある暮らし。

健康を担うホップの研究

今、 ホップと呼ばれる植物が「健康」という点に注目され、日本をはじめ世界中で改めて研究されていることを知っていますか?ご存じのように、ホップはアルコールの長い歴史の中でより良いビールの品質のために研究・開発されてきました。主にビールに使用されるのは、ホップの毬花の中にある「ルプリン」という樹脂を利用するためです。ルプリンはビールの独特の苦味・泡立ち・腐敗防止などの役割を担っています。しかし、ホップの効果・効能はビールへの利用にとどまりません。

ホップの歴史はとても古く、紀元前のシュメール文明にまで遡ると言われています。ビールをはじめ、ホップが本格的に注目されたのは12-14世紀頃ですが、当時よりホップ栽培を営む女性にとって原料栽培の他に、「肌艶が良くなった」効能が認知されていたようです。

ホップには優れた鎮静作用があり、8-プレ二ルナリンゲニンと呼ばれる化合物がホルモンの働きに影響を与えることがわかっています。特に、ホルモンへの作用は、ホップに含まれる「キサントフモール」という成分が大きく関係し、同成分を正しく摂取・摂食することで「エストロゲン」と同様の反応を示し、女性ホルモン様作用をもたらすことが明らかになっています。

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