女性のためのハーブ『ホップ』
ホップが女性のためのハーブと呼ばれるようになったのは最近のことです。ホップ(勿布)とは、和名で「セイヨウカラハナソウ」、学名を「Humulus Lupulus」と言います。アサ科の蔓性多年草で、蔓の長さは10メートルにも及び、一度植え付けるとおよそ30年間利用できます。松ぼっくりに似た花のような実(毬花)を付け、ビールの苦味・防腐・泡立ちを引き立てるために使用されています。
ビールとホップの歴史は紀元前シュメール文明から始まっているとされており、12世紀頃にはヨーロッパで、日本においては1800年代初期に飲料として重宝されるようになったと言います。主な原産はコーカサス地方で、ヨーロッパをはじめ、北海道や秋田県などで栽培されています。
知られざるホップの5つの効能
本記事を執筆するにあたって最も注目したのがこの健康機能です。その健康機能を紐解いていけば、いかにホップが女性にとって優れているハーブかがわかってきます。今回は、ホップの注目すべき5つのメリットについて紹介していきます。